男性向けのアクセサリーとして一番最初にカフスを思い浮かべる人は少ないかもしない。
普段カフスボタンを使ってるという人は数少ないが、その分袖元から主張しない程度に除くカフスは上品さを際立たせ、その人のこだわりさえ感じさせる一品。
数少ない男性用のアクセサリー、存分に楽しんで人と違ったお洒落も楽しみたい。
日本ではちょっとマイナーな感じのするカフスボタンだけど、海外に目を向けると種類も豊富で普段毎日使っている人も少なくない。普段用からフォーマル用まで幅広く楽しめる。
世界で人気のカフスボタンのブランドを紹介します。
「Hermes(エルメス)」や「Chanel(シャネル)」、「Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)」などのブランドも毎シーズン必ずカフスを出していますが、今回は複合的な商品を扱うトップブランドは入ってません。どちらかというとカフス専門またはカフスで有名なブランドたちです。
OX & Bull オックスアンドブル アメリカ
2009年にできた比較的新しいアメリカのメンズアクセサリーブランド
シンプルなものからド派手なものまでアメリカらしいデザインとなっている。
瞬く間に人気になり、現在では超高級デパートのNeiman Marcus ニーマンマーカスや, Nordstrom ノードストロームなどでも取り扱われている。GQなどのメンズファッション雑誌にも頻繁に取り上げられ、
アメリカの人気カフスブランドの一つである。
タテオシアン(TATEOSSIAN )イギリス
1990年にロバートタテオシアンが立ち上げたカフリンクス専門の英国発ブランド
King Of Cufflinks と称され、メンズジュエリーでは最もポピュラーなブランドの一つ。
デザイナーでもあるロバート・タテオシアンは国際感覚が豊かで様々な文化を取り入れ独創的で幅広いコレクションを発表している。
タテオシアン(TATEOSSIAN )イギリス
エリエル・トンプソンが立ち上げたイギリスのカフスブランド
17歳からヨーロッパ全域を旅しその経験から大きな影響を得て、
その後のデザインの才能を開花させる。
ラグジュアリーブランドに憧れを持つトンプソンは自分の店舗を開店、ここからサクセスストーリーが始まる
すぐに国際ブランドのVersace(ヴェルサーチ), Dolce & Gabbana(ドルチェアンドガッバーナ) and Gianfranco Ferré(ジアンフランコフェレ)などから
オファーを受け成功をおさめる。その後デザインの原点に戻り現在はThompson London と Tateossian 両方のクリエイティブディレクターを務めている
SWANK (スワンク)アメリカ
1897年創業のアメリカの老舗ジュエリーメーカー、元々女性用のアクセサリーを作っていたが
1908年にカフスなどの男性用のアクセサリーを手掛け始める。
戦争がはじまり、軍のドックタグの生産を請け負う、これをきっかけに戦後男性用アクセサリー専門のブランドとして広く世間に知れ渡るようになりました。
スナップリンクなどオリジナリティあふれるカフスの数々を生みだし、現在も人気のカフスブランドです。
Mila Schon (ミラショーン)イタリア
マリア・カルメン・ヌストリツィオ・ショーンが立ち上げたブランド
元々バレンシアガやクリスチャンディオールの顧客だったショーンは消費者の観点からどっぷりとファッションの世界にはまっていく。
「余分なものを引いていけば、自ずと美しいものしか残らない。美しいものを作りたければ加えるのでなく引き算をしなさい。デザインを知るうえで美しくないものを知ることはとても重要」
そうミラショーンのデザインは、加えていくのではなく、無駄なものを削ぎ落していくマイナスのデザイン。